【保存版】シェルティとは?特徴・毛色・性格・コリーとの違いまで完全ガイド

Dog

シェルティとは?美しさと知性を兼ね備えた理想のパートナー

シェルティの正式名称はシェットランド・シープドッグ(Shetland Sheepdog)
スコットランド北部のシェットランド諸島で生まれた小型の牧羊犬。
その美しい被毛と優雅な立ち姿、そして賢く忠実な性格から、日本でも家庭犬として高い人気を誇っています。

「ラッシーで有名なコリーにそっくり!」と思われることも多いですが、実はまったく別の犬種。この記事では、シェルティの特徴から毛色の種類、先祖返り、コリーとの違いまでをわかりやすく解説します。

シェルティの毛色の種類と特徴

シェルティは多彩な毛色が魅力のひとつ。以下のような種類があります。

① セーブル

最もポピュラーなカラーで、茶〜こげ茶のグラデーションが美しいタイプ。顔まわりや背中の濃淡が特徴です。

② トライカラー

黒×茶×白の3色で構成され、キリッとした印象の人気カラー。眉のような「まろ眉」が可愛いポイントです。

③ ブルーマール

灰色ベースに黒の斑点、さらに茶や白が入った幻想的な毛色。ブルーアイの子もいます。

④ バイブラック

黒と白の2色のみで構成され、シンプルかつスタイリッシュ。トライカラーより落ち着いた印象です。

⑤ バイブルー

ブルーマールから茶色を除いた2色構成。透明感があり、個性的なカラーです。

⑥ セーブルマール

セーブルにマール模様が加わった珍しいパターン。個体差が大きく、世界に一つの美しさを持ちます。

シェルティの性格と特徴

賢くて従順。しつけやすい犬種

シェルティは非常に知能が高く、コマンドの習得やトレーニングが得意。
飼い主に従順で愛情深く、家庭犬として最適な性格を持ちます。

敏感で繊細な一面も

音や環境の変化に敏感で、警戒心が強い傾向がある。
社会化(人・音・環境への慣れ)を子犬期にしっかり行うことが大切です。

吠えやすい?

番犬気質から吠えやすい個体も多いですが、無駄吠え対策はトレーニングで改善できます。

シェルティの「先祖返り」とは?

「他の子とちょっと顔立ちが違う」「大きめ?」と感じたことはありませんか?
それは“先祖返り”かもしれません。

先祖返りとは

遠い祖先の特徴が突然現れる現象で、シェルティではラフ・コリーなどの祖先の影響が出ることがある。

よくある先祖返りの例

  • 通常より大きく育つ
  • マズルが長めの顔立ち
  • 耳の立ち方が標準と異なる
  • 毛量が極端に多い or 少ない

シェルティとコリーの違いは?

「シェルティ=小さなコリー?」と思っていませんか?

項目シェルティコリー(ラフ・コリー)
原産地シェットランド諸島スコットランド本土
体重6〜12kg20〜30kg
体高33〜41cm55〜66cm
性格活発で繊細落ち着いていて温厚
被毛ダブルコート(中〜長毛)ダブルコート(長毛)
飼育環境マンションでも可広いスペース推奨

まとめ:シェルティは見た目も性格も“最高の家族犬”

シェルティは、美しい見た目と賢さ、そして飼い主への深い愛情を持つ魅力的な犬種です。
子育て世代や犬初心者にも向いており、正しく育てれば一生のパートナーになります。

その一方で、毛のお手入れやしつけ、運動量など、向き合うべき課題もあります。ですが、愛情と理解があればそれ以上に深い絆を築ける存在です。

これからシェルティを迎える方、すでに一緒に暮らしている方の参考になれば幸いです🐾

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